フライティペットのX・号数・ポンド・直径換算表

X・号・ポンド換算表

フライフィッシングで使うティペットやリーダーには「5X」「6X」といったX表記が使われます。

「5Xは何号?」「1号は何lb?」「10lbは何号?」など、X・号数・ポンド(lb)・直径の関係が分かりにくいと感じる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、フライティペットのXと号数・直径の対応に加えて、号数からポンド、ポンドから号数への換算目安を一覧表にまとめています。

先に知っておきたいポイント

X:フライフィッシングで使われるティペットのサイズ表記

号数:日本の釣り糸で一般的に使われる太さの表記

lb(ポンド):ラインの強度を示す表記

mm:ラインの直径

X・号数・lbは、すべて同じものを表しているわけではありません。

そのため「5X=0.8号=3lb」のような対応は、あくまで目安です。

特にlbは糸の太さではなく強度を表すため、同じX・号数でも素材やメーカー、製品によって異なります。

目次

X・号数・直径(mm)の換算・対応表

まずは、フライティペットで使われるXと、日本の釣り糸で使われる号数・直径の対応です。

スクロールできます
X号数の目安標準直径の目安
02X約4号0.330mm
01X約3.5号0.310mm
0X約3号0.285mm
1X約2.5号0.260mm
2X約2号0.235mm
2.5X約1.75号0.220mm
3X約1.5号0.205mm
3.5X約1.2号0.185mm
4X約1号0.165mm
5X約0.8号0.148mm
6X約0.6号0.128mm
6.5X約0.5号0.117mm
7X約0.4号0.104mm
8X約0.3号0.090mm
9X約0.25号0.083mm
10X約0.2号0.074mm

※Xと号数は別の表記体系であるため、厳密な意味での換算ではなく、国内で一般的に使われている対応の目安です。

国内フライ用品メーカーのティムコでも、4X=1号、5X=0.8号、6X=0.6号、7X=0.4号などの対応が案内されています。

号数に対する標準直径は、一般社団法人日本釣用品工業会(JAFTMA)のJAFS規格を参考にしています。

→ティムコ公式のティペットサイズ対応表
→JAFTMA公式の標準直径資料

5Xは何号?Xと号数の関係

フライフィッシングでよく使われるXと号数の対応を抜き出すと、次のようになります。

よく使うXと号数の目安

3X ≒ 1.5号

4X ≒ 1号

5X ≒ 0.8号

6X ≒ 0.6号

7X ≒ 0.4号

8X ≒ 0.3号

たとえば5Xのティペットは、太さの目安として約0.8号です。

日本の釣り用ハリスなどをフライティペットの代わりに使いたい場合にも、この対応を知っておくとサイズ選びの参考になります。

ただし、メーカーや製品によって実際の直径が異なる場合があります。正確な太さを知りたい場合は、使用する製品に表示されている直径(mm)を確認してください。

フライ専用ティペットの代わりに一般的な釣り用ハリスを使いたい場合は、以下の記事で詳しく紹介しています。

1号は何ポンド?号数からlbへの換算目安

「1号は何ポンド?」「1.5号なら何lb?」という場合は、次の表が目安になります。

号数lb(ポンド)の目安
0.8号約3lb
1号約4lb
1.2号約5lb
1.5号約6lb
1.75号約7lb
2号約8lb
2.5号約10lb
3号約12lb
3.5号約14lb
4号約16lb
5号約20lb
よく使う号数→lb早見

1号 → 約4lb

1.5号 → 約6lb

1.75号 → 約7lb

2号 → 約8lb

2.5号 → 約10lb

ただし、号数とlbは本来別のものです。

号数は主にラインの太さを表しますが、lbはラインの強度を表します。そのため「1号=必ず4lb」という規格があるわけではありません。

実際の強度はラインの素材やメーカー、製品によって異なるため、商品を選ぶ際は製品に表示されている強度も確認してください。

10lbは何号?lbから号数への換算目安

反対に「10lbは何号?」「4ポンドは何号?」と調べたい場合は、次の表が目安になります。

lb(ポンド)号数の目安
3lb約0.8号
4lb約1号
5lb約1.2号
6lb約1.5号
7lb約1.75号
8lb約2号
10lb約2.5号
12lb約3号
14lb約3.5号
16lb約4号
20lb約5号
よく使うlb→号数早見

4lb → 約1号

6lb → 約1.5号

8lb → 約2号

10lb → 約2.5号

16lb → 約4号

ただし、こちらも「10lb=必ず2.5号」という意味ではありません。

lbは強度、号数は太さを表しているため、同じ10lbでも製品によってラインの太さが異なる場合があります。

同じX・号数でもポンド(lb)が違うのはなぜ?

同じXや号数でもlbが異なるのは、ラインの太さと強度が同じものではないからです。

ラインの強度は、次のような違いによって変わります。

  • ナイロンやフロロカーボンなどの素材
  • 原料や製法
  • メーカー
  • 製品ごとの設計

たとえば同じ4Xでも、ナイロン製ティペットと高強度なフロロカーボン製ティペットでは表示されるlbが異なることがあります。

「5Xだから必ず3lb」「1号だから必ず4lb」というわけではありません。

X・号数・直径は太さを比較する目安、lbはその製品の強度を確認する数値と考えると分かりやすいでしょう。

ティペットやハリスを別製品へ交換するときは、号数だけでなく直径(mm)と表示強度(lb)も確認するのがおすすめです。

X・号数と直径(mm)の関係

日本の釣り糸では、号数ごとに標準直径が定められています。

代表的なサイズでは、

0.4号:0.104mm

0.6号:0.128mm

0.8号:0.148mm

1号:0.165mm

1.5号:0.205mm

2号:0.235mm

などです。

これらはJAFTMA(一般社団法人 日本釣用品工業会)のJAFS規格による標準直径です。

一方で、強度については「1号なら○lb」のように号数ごとのlbが一律に定められているわけではありません。

そのためティペットやリーダーを比較するときは、

X → フライ用ティペットのサイズ

号数・mm → ラインの太さを確認

lb → ラインの強度を確認

と分けて考えると理解しやすくなります。

ティペットやリーダーは換算値だけで選ばない

換算表は、フライ用ティペットと一般的な釣り糸・ハリスを比較したり、手持ちのラインの太さを確認したりするときに便利です。

ただし、実際のフライフィッシングでは太さや強度だけでティペットを選ぶわけではありません。

ナイロンやフロロカーボンといった素材の違い、しなやかさや伸び、使用するフライのサイズ、狙う魚、釣り方などによって適したティペットは変わります。

そのため、まずこの換算表で太さの目安を確認し、そのうえで用途に合ったティペットやリーダーを選ぶとよいでしょう。

※ティペットやリーダーの選び方・おすすめ製品については、別記事で詳しく紹介予定です。

ティペットのサイズを確認したら、ロッドやリール、フライラインなどの準備も進めましょう。これから始める方向けに、フライフィッシングに必要な道具一覧で、最初に揃えたいものと後から買い足せるものを紹介しています。

まとめ|X・号数・ポンドは「目安」として換算しよう

フライフィッシングで使われるX・号数・ポンド(lb)は、それぞれ意味が異なります。

Xと号数では、

4X ≒ 1号

5X ≒ 0.8号

6X ≒ 0.6号

7X ≒ 0.4号

などが国内で一般的に使われている対応の目安です。

号数とポンドでは、

1号 ≒ 4lb

1.5号 ≒ 6lb

2号 ≒ 8lb

2.5号 ≒ 10lb

などが換算の目安になります。

ただし、lbはラインの強度を表すため、同じX・号数でもメーカーや素材、製品によって異なります。

換算表はサイズを比較するための目安として使い、実際にティペットやラインを選ぶ際は、X・号数だけでなく直径(mm)と製品に表示されている強度(lb)も確認するのがおすすめです。

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